【短編】HERO、今日も行く。




なりたい……

なりたい…








ガタッ


俺はとっさに立ち上がり、彼女を追い掛け、後ろから抱き締めた。


「えっ…な、何?!」

彼女は急な出来事で焦っている様子。



「俺、お前のこと…好きだからっ……」

彼女の耳元でゆっくりと言った、恥ずかしい言葉。




彼女は耳まで真っ赤にして、赤面しているのが後ろに居る俺でも分かった。



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