冷たい風に打たれて



一夜明け その日の夜


ヘリのプロペラが回り激しい風と音が響く

「お前達はここで待機していろ!」


「はい!神谷主任!」


神谷はスーツをなびかせヘリへと乗り込んだ




「神谷さん。顔色悪いですが、大丈夫ですか?」


「あぁ、大丈夫だ。向かってくれ。」


「はい。」

パイロットは返事をするとヘリは飛び立つ



神谷は雲の奥を見つめた


風華がいるであろうそこを




< 50 / 128 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop