冷たい風に打たれて
「なんでそんな事言うんだよ!!」
「水樹…。なんかこうゆうの…面倒くさい…。」
「どうして!!友達なら心配して何が悪い!!」
「だから、そうゆうのが、面倒なの。」
風華は下を向き冷たく言い放つ
水樹は風華を見つめ何か怪訝な顔をした
「…とりあえず、明日また話そう?明日待ってるから。ここで。」
水樹は笑顔で伝える
風華はだまりこくったままだった
「風華、明日絶対に、明日!ゆっくり話そう!」
明日は…来ない。いえ、二度と来ない。
風華はそう告げたかったが、心が揺らいで言い放つ事が出来なかった
水樹は「明日!!」と念を押し、校舎の中へと入って行った