君の本当のsmile
 
ディスプレイにば宇都宮゙と

表示されていた。

「もしもし。宇都宮???」


迷わず電話に出たが

向こうからは何も聞こえない

あー!!!こうなったらダメ元だ!!!


「今‥お前ん家の下にいる。

少し話がしたいんだ」


目を瞑り向こうからの返事を待った。


「今から降りてく‥ね」


数分後、玄関のドアが開いた。

俺が会いたかったやつがそこにいる


「ヨ‥ヨシ君!?」


大きく目を見開いている。

そりゃあ驚くわな…


「な‥なんで」


「途中から雨降ってきて‥

傘持ってなかったからさ。ゴホッ」


やべっ意識が朦朧としてきた…

確実に風邪ひいてんな……



「宇都宮が無事なら‥良かった。

じゃあ‥帰るわ‥♪」


 
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