君の本当のsmile
喪われたモノ
 
∬10.失われたモノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
**~ 宇都宮 奈津.Ver ~**


「明日、話がある」

そう電話がかかってきたのは

夜の9時を回ったごろだった。


いつもの明るい声じゃなくて…

まるでタカ君みたいだった



「どこに行けばいい???」


「奈津ん家、大丈夫か?」



「うん♪じゃあおやすみ」


初めて家に彼氏を呼べるー‥



嬉しすぎてなかなか寝付けなかった。


 
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