甘めな年上彼氏
その仕草が
すごく自然でキレイで
ドキドキするより
向井さんに見惚れていた。
「ん??どーした??」
「いえっ!
なんでもないです!!」
きっと今の見たら
誰でも惚れちゃうよ。
恥ずかしくて
顔がすごい赤くなる。
あーあつい。
顔がすごいあつい…
「ねぇ、怜奈??」
呼ばれてすぐ隣にいる
向井さんのほうに
顔を向けた。
「はい??」
「キス…しよっか。」
いや…
ってかもはや
疑問系でもないし。
向井さんの顔が
どんどん近づいてくる。
あたしも
ゆっくり目を閉じた。
唇が触れ合う数cm…
ピーンポーンー