甘めな年上彼氏



誰か来た??

って思って
目を開けようとした瞬間
向井さんと唇が重なった。


「んっ…」


そしてついばむような
キスをされる。


ってか誰か来てるよ!?


ピーンポーンー

ほらまた鳴った。


あたしは必死に
向井さんの肩を叩いた。

でもキスを
止めてくれない。



それどころか…


「んっ!!!!!!」


舌も入ってきた!!!!!?




「ちょっ…んぁ…向井さぁ…ん。」


ってか無理!!

頭パンクしちゃう。

力出ないし…




ドンドンドンー

いきなりの来訪者は
玄関も叩きだした。


「向井さん!!
居留守しないでください。」


男の子の声が
外から聞こえてきた。






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