甘めな年上彼氏



「いやっ…!!
そういうことじゃなくて!!

ただなんとなく…」


だって2日間って
言われたら
そう思うじゃん。

すると向井さんは
真面目な顔で聞いてきた。


「ふーん。
……泊まりたい??」


「…遠慮しときます。」


自分から危ないとこに
入るわけないじゃん。



「…じゃあ泊まって??」  

向井さんは
あたしの耳元で囁いた。


ドキッー


「えっ…
あっ…無理ですよ!!」

「なんで…??」


なんでって聞かれても
なにも言えないし。

しかも明後日は丁度
お母さんも夜勤だしさ。

断る理由も
ないんだよなぁ…







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