甘めな年上彼氏
しかも時間が経つにつれ
同じグループの友達
美結(ミユ)・祐実(ユウミ)が
やってきて
あたしは何回も
同じことを
説明する羽目になった。
「やっと好きな人が出来たねぇ。」
祐実が優しく笑って言う。
「ところで同い年??
高校生はいないって
言ってなかったっけ??」
鋭いところに気づく美結。
あたし………
歳とか学年とか
言ってませんでした。
わざとなんだけどね。
「22歳。大学4年生。」
あたしは仕方なく
本当の事を言った。