甘めな年上彼氏
夜景とプレゼント
それからは
あっと言う間に
時間が経った。
ご飯が炊けて2人で
ハヤシライスを食べる。
向井さんの
買ってきてくれたケーキ。
言ってたとおり
あんまり甘くなかった。
ろうそくに火をつけて
2人で消す。
たったそれだけのことが
すごく幸せに思った。
「あたし向井さんに
プレゼントあります!!」
あたしがいきなり
そう言うと
向井さんは驚いていた。
まぁ…当たり前かな??
お店で包装してもらった
プレゼントを渡す。
大きさは普通。
小さくもないし
大きくもない。
向井さんが
袋を開けていくたび
あたしは緊張した。