甘めな年上彼氏
「はい!!
2人だと温かいですよ。」
まだ赤い顔で怜奈は
ふにゃぁ…って笑った。
その顔、反則。
「そーだね。」
それしか
言葉が出てこない。
――――――――――
結局…2人で
ベッドに入ってるし。
隣には怜奈。
俺は仰向けだけど
怜奈は何故か
俺のほうを向いて
寝ようとしている。
………本当に誘ってる??
無意識って怖いねー。
「向井さん??寝ました??」
この状態で眠れたら
男じゃないね。
「起きてるよ。」
って怜奈のほうを向く。
ふと俺の上げた
指輪が目に入った。
「寝るときもつけてるの??」