甘めな年上彼氏
「……………………」
「怜奈??」
なんか…何も
言うこと出来ないや。
「…ごめんね。」
向井さんは
そんなあたしを見て
ゆっくり呟いた。
あたしは
首を横に振る。
「怜奈…
キスしていい??」
「………はい。」
返事をすると
すぐに体が少し離れて
唇が重なる。
なにもかもが
久しぶりだった。
なんだかんだ言って
1ヶ月くらい
会わなかったかも…
「んっ……」
その空白を
埋めるかのように
あたし達はキスをした。