甘めな年上彼氏



「ねぇ…知ってる??」

向井さんが急に
静かになって聞いていた。


「何をですか??」


「観覧車の頂上で
キスすると
ずっと一緒に
居られるんだって。」


少しだけ…
向井さんらしくない
と思った。

それだけ向井さんも
余裕なかったのかな…??

本当は
泣きたかったのに
無理してたのかな??


なんて
都合いいことばっかり
考える。



「キスしよっか??」







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