甘めな年上彼氏





そんなの…
本当に信じてはいない。

キスしただけで
ずっと一緒に居られるなら
あたしは何回でもする。


それは向井さんだって
分かってるんだ。

あたしより頭いいし…



でも……

「…はい。」


そんなのに頼りたいくらい
あたし達は
離れたくなかった。



ちょうど頂上…
夕陽に照らされて
あたし達は唇を重ねた。




“ずっと一緒”

言葉に出すのは
これほど簡単なのに

どうしてこんなに
叶えるのは
難しいんだろうね。









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