甘めな年上彼氏



それから遊園地を出て
あの山へ向かった。



着いたけど
さすがに
あの時より寒くない。


「キレイだなぁ…」


クリスマスの時より
町は悲しく見えるけど
星はキレイだった。


「ここ…気に入った??」

「はい。」


でもこの景色も
もう見れないのかな??

見れたとしても
向井さんと見ることは
出来ないよね。



「向井さんは何で
あたしだったんですか??」


直接、聞いて
みたかったんだよね。


「んー俺は
怜奈と付き合うって
決まってた気がする。

運命じゃなくて
必然って感じかな。」

そう言って
向井さんは笑った。








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