甘めな年上彼氏
向井さんと
過ごす夜は2回目。
クリスマス以来かな??
2回目が最後になるとは
思わなかった。
たぶんそれは
向井さんも一緒で…
今日の向井さんは
優しかった。
いつも何だかんだいって
優しいんだけど
今日は倍以上って
言っていいくらいだった。
――――――――――
「怜奈……ごめん。」
「…え??」
終わった後向井さんが
あたしを撫でながら呟いた。
「ごめんな…」
「……あんまり
気にしないでください。
最終的に決めたのは
あたしですし。
謝らないで……」