甘めな年上彼氏





次の日も
向井さんと勉強した。


そして水曜日。

英語のテストは
明日だから
勉強教えてもらうのは
今日で最後だった。



向井さんが
用意してくれたプリントをやる。

そしてそれを
向井さんが丸つけた。


「うん、いい感じだよ。
1つしか間違ってない。」


「本当ですか!?」


プリントを
見せてもらう。

たしかにたくさんある
問題の中で
1つしか間違ってなかった。


「向井さんのおかげですよ!!!

ありがとうございました。」


でも…
これでもう
終わるんだよね…

なんか淋しいな。





そう思った瞬間
ふわぁっと
何かに包まれた。


ってか向井さんに
抱きしめられてる!!!?











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