甘めな年上彼氏
「え゙っ!?」
思わず変な声出して
向井さんから離れた。
「いま、
何て言いました??」
もしかしたら
聞き間違えかもって
思ったあたしだったけど
それは向井さんの
次の言葉で消された。
「……キスしてい??」
やっぱ言ってた!!
いや、ヤバい!!
今もヤバかったんだよ!!?
「無理ですっ!!
あたし初めてですし。
心の準備が………」
とあたしは
手を前に出して拒否する。
でもその手は
すぐに握られて…
「ってか拒否されても
するつもりだし。」
その言葉を
言い終わると同時に
あたしの唇は
向井さんに奪われた。