甘めな年上彼氏
向井さんと
食べてるからかな…??
すごい美味しく感じる。
やっぱり誰かと
食べるのはいいよね。
向井さんはいつも
1人で食べてるんだよね…
「あの…向井さん??」
考えるより先に
口が動いた。
「どした??」
「これからたまに
ご飯作りましょうか??」
おそるおそる
向井さんを見る。
向井さんはただ
あたしと目を合わせていた。
迷惑かな…??
「あたしのお母さん
看護師なんで
週に3回くらい
夜勤があるんですよ。
その時は
あたしも1人なんで
一緒に夕飯食べてくれたら
あたしも嬉しいし…」
向井さんの顔を見るのが
恥ずかしくて
あたしは俯いた。