倉庫の王様
足取り軽く学校へ向かうと毎日行く場所がある。
あたしの大好きな人がいる場所。
ふたりだけの秘密の場所…。
「おはよっ!!」
「おぉ…」
「今日もテンション低いねぇ~」
「お前が元気すぎんの」
校庭から見える体育館の裏。
そこにある忘れられかけの物置。
ここがあたしのいちばん好きな場所…。
「なぁ、飴持ってねぇ?」
「飴?かばんにあるよ~。なんで?」
「喉やられたっぽい…」
「風邪じゃなくてタバコの吸いすぎなんじゃないの?」
「黙れガキんちょ。これは大人の楽しみってヤツだ」
そう言いながらフゥ~っと煙りを吐き出す彼。
あたしの好きな人で…。
あたしの担任の先生。
「さてとっ、ぼちぼち行くかな~っ!!」
背伸びをしてからあげた飴を食べた先生にくぎづけ…。
どんな仕草もカッコイイ…。
「龍ヶ崎、遅刻すんぞ」
「一緒に出たらあたしと先生の関係がバレちゃうじゃん?」
「バカ言ってんじゃねぇよ。襲っちまうぞガキ」
そんなとこが大好きだよ、先生…。
あたしの大好きな人がいる場所。
ふたりだけの秘密の場所…。
「おはよっ!!」
「おぉ…」
「今日もテンション低いねぇ~」
「お前が元気すぎんの」
校庭から見える体育館の裏。
そこにある忘れられかけの物置。
ここがあたしのいちばん好きな場所…。
「なぁ、飴持ってねぇ?」
「飴?かばんにあるよ~。なんで?」
「喉やられたっぽい…」
「風邪じゃなくてタバコの吸いすぎなんじゃないの?」
「黙れガキんちょ。これは大人の楽しみってヤツだ」
そう言いながらフゥ~っと煙りを吐き出す彼。
あたしの好きな人で…。
あたしの担任の先生。
「さてとっ、ぼちぼち行くかな~っ!!」
背伸びをしてからあげた飴を食べた先生にくぎづけ…。
どんな仕草もカッコイイ…。
「龍ヶ崎、遅刻すんぞ」
「一緒に出たらあたしと先生の関係がバレちゃうじゃん?」
「バカ言ってんじゃねぇよ。襲っちまうぞガキ」
そんなとこが大好きだよ、先生…。