倉庫の王様
そしてやっとテスト当日…。



3年のクラスの監視…。



今日は2教科、明日は3教科…。



分けないで一気にやっちまえよ…。



俺の担当は最終日…。



テストが終わるまではサチの行動も全くわからない…。



話してぇ…。



触りたいし…めっちゃキスしたい…。



「はい、終わり~。後ろから集めて持って来~い」

「マジわかんなかった~…」



このテスト中の雰囲気って好きじゃない…。



明るさが足りない…。



「宮さん、この問題わかる?」

「ん?」

「問4」

「ここで形容詞使うんだな、たぶん」

「完璧間違った~…」



俺だって日本史しか得意じゃねぇよ…。



昔からテストって大嫌い…。



うちの学校は1、2年だけ日本史の授業があるから3年はないけど…。



サチはちゃんと勉強したか?



あぁ~…。



もうマジで早く終われテスト…。



そしたら別荘に泊まりに行くんだ…。


< 214 / 621 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop