倉庫の王様
かなり点数が上がったヤツにはコメントを書いてやらなきゃいけなくなったオチ…。



クソ…。



そんなときだった。



遊びに行ってると思ってたサチからの電話。



「どうした!?」

「ごめん…」

「なにが…?」

「今…先生の家の外…」

「はぁ!?」

「来て…しまいました…」



慌ててシャッターを開けたら携帯を握りしめて突っ立ってるサチがいた。



こんなこと初めてです…。



アレか?



『えへっ、来ちゃった…』



ってヤツ?



死ぬほどカワイイ…。



「か、顔見たから帰るね!!」

「はぁ!?あがってけよ!!」

「先生…忙しいだろうし…寂しかっただけ…」



キュ~ン…。



うるうるすんなチビ~…。



「ほら、おいで」

「会いたかったよぉ~…」



手を広げたら飛び込んできた。



ん~…カワイイ…。



とりあえず誰かに見られたらマズいからサチを中に入れてシャッターを閉めた。


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