倉庫の王様
何かされたいわけじゃないけど…。


だけど…意地悪!!



「メシ作ってな?」

「ヤダよ…」

「じゃあ誕生日プレゼントやんね」

「なにソレ!?」

「この前渡しそびれたヤツ」



想像もしてなかったよそんなの!!



なんだか超嬉しい…。



「ニヤニヤしてんじゃねぇよ…」

「先生?超好きだよ」

「うっせ…」



やっぱり大好き~!!



照れてるし!!



久しぶりに見たよ、先生の照れてる顔!!



今日はゆっくりしようね!!



たくさん思い出作って帰ろう~!!



しばらく先生をからかいながら着いた2回目の別荘。



前と変わらずものすごくキレイ。



荷物を置いてから冷蔵庫の中身をチェックした。


いっぱい入ってるからある程度の物なら作れそう。



「先生、何食べたい?」

「お前の作った物ならなんでも」

「なんでもがいちばん困るんだよ~…」



なんだか先生、普通だ…。


ドキドキしたのはあたしだけかな…。


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