倉庫の王様
しばらくしてから湯船に入って来た先生にさらにドキドキ…。



自分の体になんか全く自信なんてない。



濡れた髪をかき上げる先生にまたドキドキ…。



「さらにサチがちっちゃくなってる…」

「だって見えたらヤダもん!!」

「濁ってっから見えねぇよ。コンタクト外したし」

「でもでもでも…だってだってだって…」

「よし、イチャる」



へっ!?


はっ!?


ちょっと…待っ…て?



近づいてきた先生と超密着。



暴れたらタオルが取れそうで動けない!!



「長い髪も大変だな」



そう言って束ねてた髪を少しだけ触られた。



その手はいつしか首に降りて…。



長い長いキス…。



待って先生…。



あたし…心臓痛くて…死んじゃうかも…。



「何もしねぇって…」



ですけど…。



死ぬっ…。


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