倉庫の王様
それから1週間、親父の驚異的な回復力には医者もビックリ。



俺は学校に行けないまま、将来の話しを親戚やじいちゃん達と日々討論した。



将来は桔梗が後継ぎってことで巻くを閉じた今回の騒動。



やっと今まで結論がでなかったものが解決した…。



マジで一件落着…。



サチとも連絡を取らずに過ごしてきたもんだからアイツ、絶対寂しがってんだ…。



服を取りにだけ帰ってたガレージ。



やっと帰れた…。



「毛玉…引き取りに行かなきゃ…」



真央に預かってもらってた毛玉。



電話をしたら今日は毛玉預かるからゆっくり休めって言われた。



お言葉に甘えて今日はもう寝る…。



その前にサチに電話しとくか…。



「もしもしっ!?大丈夫!?」

「おぉ、元気そうだな」

「元気じゃないよ~…。心配しすぎて頭おかしくなるとこだった…」

「なんとか落ち着いたから。もう大丈夫。ごめんな、ろくに連絡しねぇで」



声聞いたら会いたくなってきた…。



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