倉庫の王様
だけど勇気がなくなりつつあります…。



『ヤダ』って言えば先生はやめてくれると信じてはいるけど…。



でも~…怖い…。



「意識してません。おやすみなさい」

「まだ寝せねぇよ?今日は寝せない…」

「あっ…」



わざとらしく耳にキスした先生のせいで変な声が…。



超恥ずかしい…。



なんで先生はそんなに余裕なのでしょうか…。



あたし、ドキドキしすぎて死ぬかも…。



「サチ的に今日はアリ?」

「へっ!?な、なにが!?」

「わかってること聞く?」

「ごめん…」

「で、アリ?ナシ?ナシならナシで我慢する。超我慢するけど。俺死ぬかもしんねぇけど」



押し付けがましいよ先生…。



それは超したいってことでしょ?



でも問題があるんです…。



「明るいじゃん?」

「暗いのダメなんだろ?」

「うん…。でも明るいじゃん?どうしたらいい?」

「逆に俺が聞きたい…」

「見ないでくれる!?」

「どうやって!?」

「め、目隠しとか…」

「…………そっちの方がエロいんだけど」



ギャァァァ!!



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