倉庫の王様
みんなそれなりに恋愛してきたコ達。



もちろんヒカリも。



だからあたしの気持ちはわかってくれたみたい。



「もう隠し事すんなよ」

「はい、ごめんなさい…」

「じゃあ改造しよっか!!」

「えっ!?やっぱり逃げらんないの!?」

「「当たり前でしょ」」



皆に内緒にしてた罰だと思い、仕方なく先生も連れて部屋に入った。



当たり前のようにベッドに座る先生にみんなややウケ。



いづらそう…。



「宮さんはどんな感じが好き?」

「えっ、お前らみたいにうるさい感じはヤダ」

「でもサチって童顔じゃん?宮さんってロリコンなんだね」

「ちげぇよ!!ただサチが童顔なだけ」

「じゃあどんなのが好き?」

「俺はどっちかと言えば大人っぽい黒のスーツが似合う女がタイプだ」



えっ!?



真逆なんだけど…。



あたしが黒の大人っぽいスーツなんか着たら子供の悪戯にしか見えない…。



「先生、帰れ」

「ごめん、今のままでいい」

「もういいから帰って!!」

「すぐ拗ねんなよなぁ~。ガキじゃねぇんだからって…ガキか!!ははっ!!」



イラッ…。



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