倉庫の王様
なんて言い訳しよう…。



かけ直して出るのを待った。



「お風呂入ってたの?」

「いや、話すと長くなるから聞くな」

「まさか浮気…」

「しねぇよバカ」

「じゃあ好きって言って?」

「す、す…き…」



恥ずっ!!



なんだコレ!?



サチもなんか言え!!



なんか…言えよ…。



「あた…しも…好き…」

「そ、それじゃあ…また…」

「うん…バイバイ…」



あっ、用事あったからかけて来たんじゃ…。



まぁいいか…。



もういい…。



恥ずかしいから…。



かなりピュアな恋愛してると思う。



うん、俺はお前が好き…だぁぁぁ!!



ってことで、ちゃんと大事にするから。



そんで、もっともっと好きにさせる。



高橋なんかに負けないし。



早く旅行行って…ムフフ…。



それじゃあ俺は帰っていい夢見よ~。



サチの進路もちゃんと愛してやるから全部任せとけ~!!



でも明日からもたぶん…ヒマなんだよなぁ~…。



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