倉庫の王様
家に帰ってアユミさんに聞いてみた。



「あたし?そりゃあ持ってるよ。麻飛から仕事の手伝い頼まれた日は意地でも勝負下着に着替えたね」

「わざわざ!?」

「うん。女だって欲情してんのよ~」



大人ですアユミさん!!



あたしは別にしなくたっていいと思ってるし…。



恥ずかしいし…。



先生のフェロモンかなんかのせいで頭おかしくなりそうになるし…。



「で!?遊和ってやっぱ上手いの!?」

「え゙っ!?し、知らないよ!!比べる人がいないもん…」

「噂はデマかぁ~…」



どんな噂!?



前に言ってた痛くないとかって話しはたぶんただの噂だけど…。



知るのが怖いから聞かないでおこう…。



でもさ、よく考えたら先生はいろんな女の人とそんな関係だったんだよね?



あたしなんかで満足するのかな…。



って…なに考えてんのあたしっ!!



だけど…やっぱり先生は比べる対象がいるから比べちゃうの?



あたし、全く自信がないです…。



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