倉庫の王様
仕方なく持って来た水着に着替えたけど先生から借りた大きなTシャツは脱げない…。



しかも先生の匂いがするぅ~…。



「脱げよ」

「ヤダよ!!」

「ギリギリ見えなくて逆にエロいんだけどな」

「えっ!?ぬ、脱ぐ…」



だけどあたし…くびれてないよ?



前は真っ暗だったから見られてないだろうけど…。



でも…先生の理想の体型ではないことは確実だし…。



「は、恥ずかしい…」

「この時期に海に入れんだぞ。もったいねぇな~」

「だったら先生も脱いでよ!!」

「いいけどパンツしかねぇよ?」



それはちょっと直視できないかな…。



それにしても夕方なのに寒くない…。



こんな時期に海で遊べるのなんて本当にラッキー…ん?



「先生?サーフィンするんじゃないの?」

「するけど?」

「濡れるの嫌いってウソじゃん!!」

「あっ、バレた?」



これも絶対確信犯!!



先生はいつもずるい…。



「お前が楽しめればそれでいいじゃん?」

「えっ…キュン…」

「だから早く脱ぎな?」



この確信犯…。



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