倉庫の王様
眠くてグダグダしてるサチをほったらかして作った朝メシ。



俺っていい旦那になりそう…。



「起きろ~!!」

「ご飯?」



頭から被った布団から顔だけ出してて虫みたい…。



俺の前でそんなカワイイことしたらダメだろ。



「朝ごはんに俺食べる?」

「へっ!?」

「お前カワイイな…」



俺はもう限界。



無理矢理進入したサチが温めてた布団の中。



夜まで我慢できる気がしない。



「待って先生っ!!」

「見ねぇから」

「見えるよっ!!明るいもん!!」

「俺の気持ちも察してくんねぇ?何ヶ月我慢したんだか…」



ギュ~ッと握られた手…。



完璧な拒否…。



どうすりゃ満たされんの?



「これ以上我慢したら…」

「したら!?」

「いたいけなお前にすっげぇことしそう…」

「………わ、わかった」



よし。



超労ってやるからな!!



「せ、せめて夜まで我慢しない?」

「はぁ?今いい流れだったのに!?」

「だって…」



はいはい、わかったよ…。



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