倉庫の王様
ガチャガチャッとカギ開く音が聞こえてドアが開いた。



用務員さんの登場です。



「なに寝てんだよ。具合でもわりぃの?」

「うん、先生が悪い」

「えっ!?やっぱりサチにはハードすぎたか…」

「違うよバカ!!先生の存在が悪いの!!」

「…………なんだソレ?俺、誘われてる?」



誘ってないのに…。



ってか…先生がどんどんエロくなってる…。



プクッと膨れてやった。



「俺のことばっかり考えてんだろ」

「だ、ダメなの!?」

「イヤ?いいんじゃね?」



そう言って横になってるあたしにキスをした。



今日も甘い先生に溶けてしまいそうです…。



ポケットから取り出したタバコに火を着けた先生…。



待って!?



「そのライター見せて?」

「は!?な、なんで?」

「先生がそんな安物ライターなんて珍しいなって思って」

「オイル…なくなっただけで…」



今チラッと『CLUB』って書いてあったもん!!



まさかキャバクラ…。



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