倉庫の王様
だぁぁぁ…。



サチに会いたくなってきてしまった…。



超会いたいけど簡単に会っちゃいけない気がする…。



明日は校内フラフラしてサチ探ししよう…。



「今日真央んち泊まる」

「は!?なんで!?」

「毛玉と寝る」



寂しいのに毛玉は帰ってきてくれないし…。



だから俺から求愛しちゃう。



その日はフワフワの毛玉を無理矢理抱きしめて寝たせいか、髪の長かった時のサチの夢を見た。



やっぱり笑った顔がカワイイと起きて実感。



「早く帰れよ。遊和起きんだろ」

「だって眠いし~…」



真央…さん?



なんで一緒に帰ってきて、同じ時間に寝たのに…。



女がいんの!?



「あっ、おはよう遊和君」

「お前…クラブのマミリンっ!!真央と…」

「お店に内緒にしてくださいね?」



俺達のアイドルマミリンを…。



でもいいもの見ちゃった…。



「マミリン…おっぱいデカい…」

「サッチンよりはな」

「うるせぇ節操なし!!」



サチはあのままでいいんだい!!



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