倉庫の王様
そのまましばらく動けなくなってた。



少しして帰ると言い出した父の親友御一行…。



ホッとするこの瞬間…。



父が見送りに言ってアユミとサラちんと3人。



「さっきの方達はアユミも知ってる感じ?」

「知ってるよ。何回も飲み行ったし。意外?」

「かなり!!父ってもっと真面目だと思ってたから…」

「真面目だよ。家庭と仕事はしっかりやってる」

「尊敬してます…」



誇らしげなアユミが抱っこしてるサチの妹。



父ってマジですごい。



いろんなことたくさん知ってる。



本当の父親になったらもっとパワーアップするかもしれない…。



俺も少し何か初めてみようかな…。



「アユミ」

「なんでちゅか?」

「俺もサチに誇られる男になりたい…」

「遊和らしくなくて鳥肌…。キモいこと言うな」

「最近俺って何もねぇんじゃねぇかなって思うから…」

「自分らしい生き方が合ってるよ、遊和には」



『人のまねなんかするな』



と説教された。



だって父もスグル君もなんかすげぇとか思っちゃったんだもん…。



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