倉庫の王様
『お前が思うようにしたらいいと思う』



そう言われたけど…。



どうしたらいいかわからない…。



「俺…どんなだったんだろう…」

「サッチンのことは死んでも守る。とかそんな勢いだった」

「なんだその恥ずかしい発言…」

「お前なら言いかねねぇよ…」



そんなこと言ってなかったと願いたい…。



だけど俺…ちょっと思ってる。



もう泣かせたくないって…。



この前は本当に反省した。



泣かせたまま帰したことも、傷つけるようなことしたことも…。



だから今日はそのお詫び…。



「海行くよ~!!」

「洋子先生は?」

「見てるって」



真央に彼女がいて、そいつも俺の教え子だったなんてかなりビックリ。



で、その彼女、アミとサチが水着に着替え中…。



あのチビが水着なんてちょっと笑っちゃうかも。



きっとカワイイんだろうな…。



なんて心の中で思った。



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