倉庫の王様
とにかくなに言ってるのかわかんないくらい喋った。



で、ブラックアウト。



気が付いたら記憶がない。



サチん家のソファーに横になってて…。



「父もお風呂入れば?」

「ヤダ…。サチ怒ってる…」

「当たり前でしょ!!先生をあんなにして!!」

「ごめんなさい…」



会話が聞こえる…。



サチが父に怒ってんだ…。



ボーッとしてたら近づいて来たサチ…。



「先生!?起きたの!?」

「軽い記憶障害を…」

「ごめんね父が…」

「平気…」



それよりサチが風呂上がり!!



腕時計を見るともう0時になるとこで…。



まさかの寝る時間ですか?



「このまま泊まる?」

「積極的だなサッチー」

「えっ!?違うよっ!!」

「タクシーでも捕まえて帰るから安心しなさい」



起き上がると少しクラッとした。



だけどさすがに泊まるわけにはいかない。



「お水飲む?」

「それよりお別れのギュ~…」

「…………せっ、先生っ!!ち、父がっ!!」



へっ!?



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