倉庫の王様
風呂に行ったと思った父が後ろにバッチリ…。



「学校に告げ口してやる…」

「理事長祖父ちゃんなんで平気っス」

「やっぱムカつく!!けど…俺も悪かったから…今日は泊まってけ。サチ、先生はゲストルームだからな!!」



理解あんじゃん。



サチの親父いいヤツかも。



服まで貸してくれて、ダルい俺はそのままパタリ…。



「お布団かけるよ~」

「一緒に寝たい」

「真顔で言うな…」

「チューだけして?」



控えめなキスて更にパタリ…。



大好きになっちゃうよ~…。



「明日は学校?」

「行くわけねぇ。夏休みは休まなきゃな」

「先生って生徒みたい!!」



俺も自分でそう思う。



だって夏休みまで働く気なんか全くしないし。



適当すぎてイヤになっちゃうよ~。



「じゃあおやすみなさい」

「電気消してって」

「はいはい、ごゆっくり~」



今はマジ寝します。



明日の朝は早めに起きてイチャイチャしよ…。



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