倉庫の王様
まさに王様が座る椅子って感じ。
絶対隣には座らせてくれないの。
あたしはいつも穴の開いたマットの上。
「保健室で風邪薬もらうかな…」
「飲んで来なよ~」
「薬なんてねぇもん。あっ、怪しげな薬ならあるけど」
またセクハラ発言。
あたしが飲んじゃいたいよ…。
先生になら全部あげてもいいんだけどなぁ…。
「この前先輩に告られたでしょ」
「ん~、お前に関係ないっしょ」
「噂になってるよ?酷いフリ方したらしいじゃん?」
「噂なんか鵜呑みにするもんじゃねぇよ。もしかしたら付き合ってっかもしんねぇよ?」
「先生は絶対生徒に手ぇ出さないくせに」
「ははっ!!当たり前だろ。僕大人だもん」
先生は…生徒には絶対期待を持たせたりしないんだ…。
それは見てればわかる。
優しくて面白くて、だけど…線は引かれてる。
それが先生の残酷なとこ。
「なんで俺って教師になったんかな?」
「へっ!?知らないよっ!!」
「教師やめてアイドルにでもなりてぇなぁ~」
タバコ吸いながらアイドルですか…。
絶対隣には座らせてくれないの。
あたしはいつも穴の開いたマットの上。
「保健室で風邪薬もらうかな…」
「飲んで来なよ~」
「薬なんてねぇもん。あっ、怪しげな薬ならあるけど」
またセクハラ発言。
あたしが飲んじゃいたいよ…。
先生になら全部あげてもいいんだけどなぁ…。
「この前先輩に告られたでしょ」
「ん~、お前に関係ないっしょ」
「噂になってるよ?酷いフリ方したらしいじゃん?」
「噂なんか鵜呑みにするもんじゃねぇよ。もしかしたら付き合ってっかもしんねぇよ?」
「先生は絶対生徒に手ぇ出さないくせに」
「ははっ!!当たり前だろ。僕大人だもん」
先生は…生徒には絶対期待を持たせたりしないんだ…。
それは見てればわかる。
優しくて面白くて、だけど…線は引かれてる。
それが先生の残酷なとこ。
「なんで俺って教師になったんかな?」
「へっ!?知らないよっ!!」
「教師やめてアイドルにでもなりてぇなぁ~」
タバコ吸いながらアイドルですか…。