なんでも屋 神…第一幕
「はいよ…誰?」



「あ、もしもし神さんですか?今何処です?」



…この声はJか?随分焦ってるなけど、何かあったのかな。



「Jか?俺は今起きた所だけど、そんなに焦ってどうした?一葉と何かあったのか?」



「そんな事じゃありません…いいですか?気を動転させずに聞いて下さいよ…。」





…は?……松が死んだ?




俺の耳には…今、確かにそう聞こえた。



「おいJ、テメー適当な事言ってんじゃねーぞ!冗談にしては度が過ぎるぞコノヤロー!」



松とは、あの夜逃げ以来会っていなかった。そう言えば、奏に俺のマジェスティをずっとメンテしてくれてたって聞いたのに、忙しくて連絡するのをすっかり忘れていた。
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