なんでも屋 神…第一幕のレビュー一覧
海外に住んでいた神が帰国したきっかけは実家から来た一通の手紙。 そうして彼は 『なんでも屋』 を開店することになる。 始めは何てコトのない依頼。 だが、そこから彼の闇に触れ、 傷を抉る事件へと巻き込まれていく……。 彼の背負っている贖罪とは何なのか……。 何故彼は寂しそうな光を瞳に宿していたのか……。 彼は自分の背負った十字架にどのように決着をつけるのか……。 細やかな話作り、 息をつかせぬストーリー展開、 KIBAさんの魅力に圧倒されてしまうこと間違いなしの逸品です。 あなたもページを捲る旅に出てみませんか? ミステリー好きはもちろん、 興味のなかった方も是非とも神に会いに来てみてください。
裏の世界を見事に描いた傑作! 主人公・神の犯した罪と罰。 それに逃げる事なく立ち向かい、乗り越えようとする覚悟。 様々な感情を見事に読み手とシンクロさせてくれるので、一気に読んでしまうはず。 息を飲む展開にほどよくミックスされた恋愛もアリ。 読書好きな人なら読まなきゃ損です! この第一章を読んだら、間違いなく最終章まで読んでしまいます。 ぜひ、神の世界にはまって下さい!!
“こんな作品が野いちごにあったなんて”ってまずは驚き、気づいた時にはもう神の虜になってしまいました。 ツンデレS男なんて王子様キャラじゃないし、一筋縄ではいかないけれど、表の仕事も裏の仕事もバッチリこなしてしまう“なんでも屋”の神はとにかくカッコイイ! この小さなケータイ小説という世界では収まりきらない壮大な世界がここにはあります。ハリウッドばりのアクションシーンやダークな闇社会の描写は作者さんの筆力のおかげで抜群のリアリティ! あまりにページをめくりすぎてケータイのバッテリーがヒートアップするのに比例して、ストーリーもそこに引き込まれる自分も熱くなることうけあいです!!
なんでも屋とは、一言で言えば、よくある便利屋よりも、更にいろんな仕事を引き受けるハードな仕事。 店主・神はかっこいいのです。 「ホスト神」のレビューでも同じようなことを綴ったが、世界観は引き継がれたまま舞台はより一層アンダーな世界へ。 不思議と神がいる暗黒はおどろおどろしくない。 むしろかっこいいと思ってしまうのは、やはり神だからなせる業だ。 一葉の一途ぶりもかわいらしく描かれており、アングラから時々一息つくことができる。 この後2作も続きが読めるのもまた魅力。 まずは、第一幕、どうぞご堪能あれ。
なんでも屋… その名の通り、あらゆる依頼承ります。 なんでも屋の仕事から、忌まわしい過去へとたどり着いてしまう神。複雑に絡み合った事件が、読み進めて行く内に解けて行きます。 友情・愛情・信頼……それらが神を支え、また神も周りを救い、人と人とが繋がって行く様は見ていて爽快です。 様々な要素がギュッと凝縮されたこの作品。一度読んでみて下さい。 絶対はまっちゃいますよ!
母が倒れたという報せを受け、帰国した神。 彼が、ホストの次に選んだ仕事は[なんでも屋]。 同じ街を舞台に、神が、依頼された仕事に奮闘する姿が描かれています。 この仕事を通じ、自分の壮絶な過去とも対峙する神。 テンポよく進められる展開に、頁を捲る指が、早まります。 さぁ、あなたも、7階の[なんでも屋]のドアを叩いて下さい!お薦めします!
カリスマホストの神が選んだ次の仕事は『なんでも屋』 神はそこで、運命に導かれるように、壮絶な過去の記憶へと引き戻されていく。 スピーディーな展開と、魅力的なキャラが秀逸。 七階事務所のドアをたたき、あなたも興奮のKIBAワールドへ!
ホスト神に続く第2段。 哀しい過去を背負い、それをバネにして、命惜しまず戦う、魂の戦士、その名は神。 なんでも屋と称し、人のお助けマンに走る傍ら、闇の世界で大活躍。 そんな神に読者は一喜一憂させられる。 とてもリズミカルな作品です。 はまり込んだら最後、あっという間に時間を忘れてしまいます。 是非とも神に触れて下さい。
確かな知識と複雑な伏線を巧みに絡ませた珠玉の作品。 主人公の過去、人間関係、たくさんの登場人物にも混乱すること無く、スピーディーに読めてしまうでしょう。 そして、読んだ後の爽やかな余韻に浸って下さい。 二度読み、三度読みしても飽きないでしょう。