time


「うん、じゃぁ私のことはメグって呼んでね!!実は、私も西中だったんだぁー。」


「エェっ!?そうだったの?知らなかった。」



同じ学校出身とは、知らなかった。

でも、会ったこと1度もないよなぁ・・・。

忘れただけかな。


「途中で転校しちゃったから。知らなくても、無理はないよ。」

なんだー。

そういうことか。

1人勝手に納得していると、めぐみは明るい口調でこう言った。



「でも、私は美絵のこと知ってたよぉ~★目立ってたからさッ」

やっぱ目立ってたんだ、あたし。泣


まぁ中学のときからチャラけてたしな。

校則ムシしてたし、時どきだけど・・・。



「そんなに目立ってたかなー?ギャルぽっかたけど。あれは、若気の至りだヨ・・・。」



「ぅうん。違うの。そうじゃなくて、見た目的にもだけど、人気があったから。後輩の相談も聞いてくれるって。」



そんなことがあったのか。

気づかなかったよ。


確かに友達は多い方かもしれない。




それなりに恋愛もしてきたから、恋の相談をしてくる子がたくさんいた。


< 9 / 34 >

この作品をシェア

pagetop