Jam Diary ~3ヵ月で何度、トキめきますか?~
◇ナミ
踊ってるときは、あれこれ考えずにすむから、いい。
さっき見た光景も、とりあえず頭から追い出すことができるからいい。
照明を落とした会場で、ステージを照らすライト。
この日のために練習してきた振り付けは、しっかりと体が覚えてる。
音楽が終わると、大きな拍手があたしたちを包んだ。
「お疲れ~!」
バックステージに引き上げたあたしたち。
今日のダンスの出来は上々だった。こんなときの気分は最高。