Jam Diary ~3ヵ月で何度、トキめきますか?~

◇ナミ




踊ってるときは、あれこれ考えずにすむから、いい。


さっき見た光景も、とりあえず頭から追い出すことができるからいい。



照明を落とした会場で、ステージを照らすライト。

この日のために練習してきた振り付けは、しっかりと体が覚えてる。


音楽が終わると、大きな拍手があたしたちを包んだ。





「お疲れ~!」


バックステージに引き上げたあたしたち。

今日のダンスの出来は上々だった。こんなときの気分は最高。

< 111 / 392 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop