Ｊａｍ Ｄｉａｒｙ ～３ヵ月で何度、トキめきますか？～

でも、今言わなきゃ。

私が中途半端なことしたせいで、こうなったんだ。


「天馬さん、ごめんなさいっ。関係ないのに、こんなことに巻きこんで……！」


天馬さんは唇をかたく結んで、私の声を受け止めてくれた。


「でももう、ご迷惑かけるようなことはしませんからっ。

だから天馬さんも……うちの店にはもう来ないでください……！」




……本当の気持ちは、一番奥に隠して言わない。

私には言う権利はない。



ただのお客さんだとか。

ただのはるかの知り合いだとか。

どんな人なのかまだよく知らないとか。



理屈ならべて

理由つけなきゃ


どんどん好きになるのを止められなかったよ……。