韓国人店長と私~強がった恋の小さな結末~
久々に電話を貰い、ヒマだから行きます……と、待ち合わせたのは午前2時。
キャバ嬢である私の仕事が終わり、一方の西村さんも12時閉店の仕事を終えたいつもの時間帯。
呼び出された目的は分かっている。
彼は、私を風俗業界へ引き戻そうとしていたのだ。
慢性的な人不足……もあるけれど、風俗業界はそもそも戦争だ。
それは、客側が女の子を選ぶシステムである以上、仕方のない事なのだけれど。