韓国人店長と私~強がった恋の小さな結末~
これまでただ、周りに流されて。
寂しいから言われるままに。
そして自分を傷つけたいが為に許してきた体。
アキちゃんは変わらず綺麗で、間違いなく魅力的だったけれど
その誘惑を断ち切ることが出来た自分に自分でも驚いていた。
そして、何故だか妙にさっぱりとした気持ちになる。
バイバイ、アキちゃん。
……そしてありがとう、アキちゃん。
ようやく、お別れの言葉をいう事が出来た。
あの頃には決められなかった自分の気持ち。
今、決まったよ。