秘密にし・て・ね(後編)
「何だよ!ニヤニヤしちゃってさ」
「ううん、なんとなくうれしいの!友成くんの予定を私が使えて」
佳奈がそういうと、友成君はおもむろに佳奈の頬に手を当てて自分に引き寄せた
間近でみる友成くんはやはりかなりのイケメンだった
そのまま吸い寄せられるように私のそれと彼の唇が重なった
もう、何度もしている友成君とのキス
いつもは帰り際に軽く挨拶程度にするキスだったけど、今日のキスはまったく違う
ベッドの淵に座る友成君
何度も何度も角度を変えてキスをしてくる友成君
佳奈は初めて友成君が愛しいと思った
このまま時間が止まって欲しいって思った
佳奈の気持ちは確実に友成君に向かっていた・・・・・・・・。