小さい男の子
第二章・好きと噂



噂って物は本当すごい。



次の日学校に行くと


「陸と付き合ってんの?」


とか



「陸の何処が好き?」


とか


付き合ってる事が


付き合った次の日に


殆どの人に知れ渡ってる。




ここまで噂が広まるなんて思ってなかった。


「舞~、何でこんなに知れ渡ってるの?」


「あたしも分かんないけど....まあ、頑張れ」




でも不安な気持ちと裏腹に



本当に幸せって思う。




冷やかされる事も


陸君と両思いって実感させられて




正直嬉しい。
< 11 / 12 >

この作品をシェア

pagetop