小さい男の子
第二章・好きと噂
噂って物は本当すごい。
次の日学校に行くと
「陸と付き合ってんの?」
とか
「陸の何処が好き?」
とか
付き合ってる事が
付き合った次の日に
殆どの人に知れ渡ってる。
ここまで噂が広まるなんて思ってなかった。
「舞~、何でこんなに知れ渡ってるの?」
「あたしも分かんないけど....まあ、頑張れ」
でも不安な気持ちと裏腹に
本当に幸せって思う。
冷やかされる事も
陸君と両思いって実感させられて
正直嬉しい。