先生彼氏私彼女
「まさか」








「行きたくなければ、行かなきゃいいじゃん。でも、待ってる浩太の身にもなってみたら」







浩太は、必ず待ってるよ。







昔から、そうだったもん。









「・・・・分かった。一人で帰る」










「ほんとに、浩太ほっとくんだね」








「当たり前」









「何あったか知らないけど。浩太は、ずっと夏美を好きだと思うよ。浩太の幼馴染として、伝えとく。それじゃあね」











私は、夏美を置いて玄関へと向かった。
< 9 / 117 >

この作品をシェア

pagetop