ラブ・パニック!
『あのね、パパ。私 普通の学校にいってみたい!』

「………は!?」


お父さん とっても驚いてた(笑)


『だからぁ普通の、私を蘭堂としてみない人たちのとこに行きたいの!!ねぇいいでしょ?パパ』


とっても甘えた口調で言ったら お父さんも渋々ながら認めてくれた。
いくつか条件があったけど…


その条件は

・蘭堂だってことがばれないこと。

・喧嘩はしないこと。

・送り迎えは途中まででもいいから車で行くこと。

・SPがつくけどきにしないこと。

・彼氏が出来れば、絶対報告すること。



…私は仮にもけっこう強い族の総長やってるんだから 喧嘩しても多分負けないのに。
あっ、私の族『紅』は世界二位なのよ。
一位は『青龍』。私、青龍の総長 嫌いなの…
なんか強引ぽくて!



あと、彼氏なんて出来るわけないじゃない!
こんな普通の女に声かける人いないでしょ。まぁ目の色や髪の色は他の人と違うけど…
私の目は薄い蒼。髪は透き通るような金。でもちゃんと隠していくつもりだしっ!
大丈夫でしょ…(汗)
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