G i f t ~ギフト~
ステージを急いで降りる私。


しかも俯きながら急いで降りた。


恥ずかしいだもん。


ぱふっ


『???』


走って階段を降りたのに前に進めなくなった。


でも。温かい。


『ありゃ?』


「可愛かったよ。名前。言ってくれてありがと。まじで感動した!」


わたくし・・・彼の胸の中に埋まってました(焦)


『あははっ。いいから放してくれる?』


恥ずかしいったらありゃしない!!


放されたと思ったら・・・彼の顔が近づいてきますけど?


『ちょ。ちょ~と待ったぁ!!!』


私の両手で顔を覆われる彼。


可哀想(笑)


「なんで~~~?」


『あほぉ!!人前でする事か!!』


「・・・2週間会わなくて、久し振りに会ったら制服着てるんだもん。萌えるがな!」


『知らんがなぁ!!!』


はぁ・・・。物凄く疲れる。
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